[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
同じようなことを体験した人の話を聞くとか、
感じたことを話してもらうのは
とてもこころの支えになる。
だから。
自分の体験も、できる範囲で伝えたいと思う。
このブログに書くこともそうだし
喪中はがきを書くこともその一つかも、と感じた。
そろそろみんなのところに着いているはず。
波紋をなげかけるのは申し訳ないけれども
悲しい思いをする人が少しでも減るように。
私の波が、だれかの波を小さく出来るように。
書くからにはブログもだれか必要な人に読んでもらいたい。
そう思って、あちこち適当な登録先を探しているけど。
何かの活動に参加したいと思って探しているけど。
なかなか、どちらも
自分の好みのものって、探すの大変。
でも、ゆっくり、いきます。
夫は喪中はがきを出す気マンマンで
いちおう、原稿も作成した。
けど、喪中はがきを出すことで
より広い範囲の人に知らせることになるし
そうしたことで、後からなにか言われるのも辛い。
けれど、同じような体験をした人が
辛い体験を話してくれたりして癒しを受けることもあるし
空くんのことをしっかり紹介する機会でもあるし。
出したいような出したくないような。
相手を選んで知らせることも出来るけど、それもどうなのかと思うし。
まだ決められないのです。
夫は、空くんが亡くなったときからして、私と違った。
整骨院のシャッターに「息子がなくなったから休む」と書いたぐらいだし。
私なら「都合により休む」とだけ書くだろう。
この差はなんだろう。と思う。
そこまで割り切る、というか、強い行動は
まだ私にはできない、のかな。
同じ体験をした人の自助グループ、というのに参加してきた。
体験を話したところでどうなるというのだろう
と、多少疑問視していましたが、このグループでは
同じ体験をした人の助けになるように
小さなベビーのためのお洋服を作るボランティアをしているところが
前向きだと思って、参加してみました。
何かを作るのは好きだしね。
で、早速、うちの空くんがお世話になったのと同じ
ベビー服と帽子を一組縫い上げてきました。
一段階クリア、の気分。
そして。
同じ体験をした人と会う、というのも
家族が増えたようでいい体験だな、と感じたのでした。
決して後ろ向き名だけでなく。
なんだか癒されました。
こころおきなく話ができるって、大切なのね。
子育てのママにママ友が必要なように。
私だけこんな会に参加したけれど、
夫専用だとか、ジジババ専用の同じような
会も必要なんじゃないかなー、と思う。
母親が一番辛い、とみんな言ってなぐさめてくれるけど
家族もかなりショックを受けているはずだし。
どうなんだろうな。
いままでは「成仏する日」程度の認識だったけど
マナー事典とかで調べてみると
7日ごとに閻魔様の裁きを受けてあの世へ行くことが決まる日、だとか
7日ごとにあの世のことを学んで無事あの世に入る日、だとか
いろいろ。
あの世に行く、成仏する、という点から、私的には
次の人生が始まる日、だと勝手に解釈している。
だから。どうぞ、健康な体と幸せな家庭を選んで再出発してね
と祈っている。
今頃新しく入る体が決まったころだろうか。
夫は、魂が生まれ変わりをするなら、だれかの
守護霊になるのはできないよなー、と言っていた。
ごもっとも。
上のムスメのことを守ってくれるに違いない、という期待と
あたらしい人生を歩んで欲しい期待と。
親は貪欲なのだ。
この世に生まれてもなにもできなかった空くんのために、
と慰霊登山とでもいうべきものをしてきた。
でっかく富士山、とかに登れればいいのだろうけど
ムスメをしょっていくし、私は運動不足でヨレヨレだし、
身近で、思い出もあって、手頃な大きさで、と
大山に登ってきた。お骨をもってね。
あいにくの曇りで、いいはずの眺めはみせられなかったけど
いい空気と、家族登山の楽しさは体験させられたかも。
ちびっこいムスメを連れているので
たくさんの人が話しかけてくれたし、がんばれ、って言ってくれました。
さて、私はというと、やっぱりヨレヨレで
途中から膝がわらっていましたが、なんとか帰還できました。
ほとんどムスメを抱いたりおぶったりした夫は
よくやった!という感じ。うん。
ムスメ自身は、心配していたとおりに
おとなしく抱っこされてなくて、下りて歩きたがったので
かなりの距離(1歳半にしては)歩いたと思います。
下山途中、近くを下っていた人たちが、
サザエさんの曲の
「みんなが笑ってる~、子犬も笑ってる~るーるるるるる~」
というところにあわせて
「お膝がわらってる~、お膝がわらってる~、るーるるるるる~」
と歌っていたのが聞こえてきて、
とてもなごまされました。